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2004年夏にバックロードホーンスピーカーが我家へやってきていたのでした。
重ねて作るバックロードホーンスピーカー、それに「エクスポネンシャル」この魅惑的な響の言葉につられ、ついついAV用にと、それと一度バックロードホーンの音を体験したく購入してみました。
私のように田舎に住んでいると自分で購入でもしないと中々聴くチャンスがありませんので、都に住んでいる人が羨ましいですね〜。 |
Hasehiro Audio (以下ハセヒロさん)
MM-141S(バックロードキット)
と、
DIY AUDIO SA/F80AMG(SPユニット)のゴールデンカップルです。
大冒険な買い物(聴いた事のない物を購入するのは本当に怖いです)、とりあえず、失敗するといけないので、一番小さくお手頃価格のキットを購入したのでした。
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左下のようなキットで送られてきました。そして右下が仮組状態です。 |
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こんな感じに、テレビ脇へセッティングです。 |
どうですか、ピタット美しい曲面、重ねた個所がデコボコせず、つなぎ目が全く気になりませんね〜。 ど素人の私にもカンタンに作れてしまいます。
本当にイイ仕事をしますねハセヒロさんは!
それで、問題の音は、バスレフや密閉型とは全く違う異質な音です。歯切れ良く、軽やかな音です。
それに、8cmユニットとは思えない低音が出てきます。「フワッ」としながら「パンッ」とした低音です。これが、バックロードホーンの音なんでしょうね?!多分。
それでいて、高音は美しく伸びるし本当にフルレンジの音?なの?と疑いたくなります。イイ音します。
ホームの自作派の方が、何でフルレンジ一発のバックロードホーンを作るのかがやっと理解が出来た気がします。これを聴くまでは、「フルレンジなんて」ってバカにしたところが心の奥底であったのを、心底反省しました。反省、反省、反省です。
やっぱり、何事も「やってみて、聴いてみて」そうしないと評価は出来ませんね。今さらながらですが思い知りました。まだまだ修行がたりませんし、オーディオ道は奥が深いですネ〜。 |
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2005年お正月
ただでさえ音の良いMM-141Sへマイクロコンポーネンツのパワーを注入しました。 |
まずは、#209 絹巻銅単線です。
これを、SPケーブルにしました。 |
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#209の作りを見れば、何とスパイラル状になっていますね〜!
拘ってる、拘ってる。量産メーカーでは絶対マネできない手間の掛かる拘りですね。 |
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それに、内部配線も#209へ、
当然、SR導体も付けましたヨ! |
導体の絶縁は、綿ロープを使いました。ヤッパリ天然素材でしょ!
本当は絹のロープを使いたかったのですが、こちらでは中々手にはいりませんので、綿で代用しました。 |
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内部配線を比較です。
上が、MCSパワー全開の内部配線。
下が、ハセヒロさん純正内部配線です。
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Before |
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After |
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音の変化は、当然イイに決まってますね!
どんな風にイイかといえば、
ザラツキがなくなり、しっとりと落着いた音になりました。
後は、SR導体効果といえば・・・・・、も〜一言で終了ですね!!!
ハセヒロパワーとMCSパワーのコラボレート、たまりませ〜ん♪
ところで、ハセヒロさんには、まだ全国展開はしていないようですが、カー用バックロードホーンスピーカーがあるようです。
車でバックロード?一体どんな音がするのでしょ〜?
爆裂に興味津々です。聴いてみたいぞー。
これは、新潟県まで聴きに行ってみようかな?あ〜一度体験してみたいヨ〜。 |
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2005年9月 破壊活動勃発 |
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何と何と、秘密工作員が破壊活動を起こしました。
それは本当に一瞬の出来事、突然チェリー2号がアンプをフルボリュームにしパワーONしたのです。けたたましい爆音と共に、ハセヒロバックロードから『ポッ』と煙が上がり、異臭が漂いました。そうです、8センチユニットSA/F80AMGが昇天なされたのです・・・。
チェリー2号改め、デストロイヤーと呼んだ方がよさそうです〜。本当に恐ろしいヤツだ! |
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焼け爛れたSA/F80AMGです。
センターキャップか接着材らしき物が融け出しており、そしてそのままガチガチに固まっていました。
可哀そうに・・・ア〜メン。
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そこで、買っちゃいました。巷で噂の8センチユニット TangBand W3-1231SHです。 |
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手前が、新ユニットW3-1231SH
奥が昇天したSA/F80AMGです。
何と取付穴の位置は全く同じ、苦労も無く簡単に交換できました。 |
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ユニットを比較したみました。両ユニット共に防磁タイプなのでAV用にもってこい!しかし、ご覧下さい、余りにもお尻(磁石)の大きさが違います。なぜ・・・?、そう新ユニットのマグネットはネオジウムなのです。フェライトとは桁違いのパワーが有るのだそうです。 |
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チタンコーンで高級感ある色をしてます。 |
こちらはアルミ・マグネシウムコーンです。 |
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見たところガラリと雰囲気が変わりました!
もちろん、音も全然違いました。
短時間聴くのであれば、SA/F80AMGの方が高域も伸びて派手な感じで良いようです。
しかし、ビデオ鑑賞や長時間聴くのであればW3-1231SHの方が断然Goodです。
中低域が濃く力強く、聴いていて疲れません。なによりボーカルがたっぷりとした音で鳴ります。
旧ユニットが醤油味なサッパリ系の音に例えるとすると、新ユニットはソース味な濃い口系の音と言えます。まあ両ユニット共に優れ物なので後は人の好みですが、ドレミ♪さん的には新ユニットの方が温かみを感じるので好みのようです。
今は、いい感じに鳴っているこのユニットが破壊されない事をただただ祈るばかりです。Hi(笑) |
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